齊藤 晋 (Susumu Saito)
医師・博士(京都大学医学)
現職:京都大学大学院医学研究科形成外科学 准教授
<キャリア>
25年(令和5年現在)
<資格など>
- 日本形成外科学会認定医・評議員
- 日本整形外科学会専門医
- 日本手外科学会専門医・評議員・先天異常委員会委員長
- 義肢装具等適合判定医
- 日本形成外科学会小児分野指導医
- 日本形成外科学会 ガイドライン策定・母指多指症ガイドライン班長
<特に専門とする分野>
- 手足先天異常(母指多指症 多趾症 合指症 合趾症 先天性絞扼輪症候群 横軸形成障害(短合指症)裂手症 巨指症 ポーランド症候群 斜指症 屈指症 母指形成不全症 橈側列形成障害など)の初回治療と術後後遺症に対する二次治療
- PIP関節の骨折や脱臼、骨折や捻挫、切断等の外傷後に生じた変形や関節拘縮に対する治療
- 慢性炎症性疾患(ブシャール・へバーデン結節など)に対する手術や非手術的治療
<研究>
- 手術結果に直接関係する解剖学(臨床解剖学)
- 臓器がどう動いて、どう作用するか(バイオメカニクス)
- 新しい、独自の顕微鏡技術を用いて生体の謎を探る研究(イメージング)
<勤務施設>
- 京都大学医学部附属病院(京大病院)手足先天異常外来(毎週金曜日午前午後)
病院ホームページ:http://kuhp.kyoto-u.ac.jp/
- 滋賀県立小児保健医療センター(第1月曜日午前)
病院ホームページ:https://www.pref.shiga.lg.jp/mccs/shinryo/index.html
- 公立甲賀病院 手と指の外来 (木曜日午後)
病院ホームページ:http://www.kohka-hp.or.jp/
<手術実績(2021年)>
- 先天性の四肢の手術 78件
- 多指症手術 46件
- その他の生まれつきの疾患(手足の合指症、裂手・裂足症、母指形成不全症、先天性絞扼輪症、中足骨短縮症、巨趾症、屈指症、強剛母指症、斜指症、横軸形成障害など)
- 手指の成人の疾患(へバーデン結節、ブシャール結節、骨折などのけがの後の変形、関節の拘縮など)
- 指節骨間癒合症(生まれつきPIP関節が動かない指、小指に多い)につきましては、DIP関節を自身の力で可動できるお子様に限っては関節手術により可動域が得られる可能性があります。他院で手術適応が無いと判断された症例でも、改善されている患者さまがおられます。
<お問い合わせ>
- 海外や国内でも遠方にご在住の方はEメールでご相談を受け付けます。
- (これまでの患者さまの居住地)京都・滋賀・福井・三重・奈良・東京・埼玉・群馬・茨城・栃木・神奈川・和歌山・長野・島根・兵庫・大阪・香川・愛媛・大分・熊本・広島・愛知・静岡・石川・宮城・沖縄・ニュージーランド・アメリカ・中国・韓国など。
- 近畿・関西エリアの方は外来診察の予約をお願いいたします。
- 迷惑メールに入ることを避けるため、「問い合わせ」をタイトルに含めるようお願いいたします。
- 2週間以上たっても返信がない場合は今一度お問い合わせ下さいますよう、宜しくお願いいたします。
メールアドレス:pediatrichandsurgery@gmail.com
<おことわり>
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「整形外科がよいか形成外科がよいか」という主旨の質問を受けることがありますが、診療科の観点からは判断できません。受けた教育、経験、知識、思考、トレーニング、過去及び現在の学術的活動などが外科医の力量の基盤となっています。単純に症例数では判断できませんが、例えば母指多指症では1症例/月以上手術を実施している病院は国内で数施設に限定されます。手の先天異常に専従し、かつ学術的基盤を合わせもつ医師自体が極めて少ないのが現状です。
- 小児の手を専門とする手外科医の間では、定期的に意見交換を行っております。
- もし受診をお考えの場合、少なくとも半年先までは手術予定が組まれておりますので、生後6か月くらいまでには受診されることをお願いしております⇒2024年8月追記、現在8か月先まで手術が組まれており、特に初回手術を必要とする0歳児のお子さまにおかれましては、できましたら生後4か月くらいまでに受診をお願い致します。